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幽霊が12人 ページ13

《う〜ん確かに……
犯人としては村長候補が怪しいけど
俺はやっぱりあの浅井ちゃんがさぁ…》

《萩原はあの医師を怪しんでるの?》

《怪しんでいるって言うか…う〜ん
浅井ちゃんに違和感を感じててそれが気になって…
とにかく、Aちゃんもあの浅井ちゃんには
気を付けてね》

”良い?”と私の肩をトントンとする萩原
違和感……か

「なぁ、姉さん」ボソッ

「どうしたの、まさか犯人分かった?」ボソッ

「こんなの証拠もねぇのに分かるかよ
父さんなら分かるかも知れねぇけどさ」ボソッ

まぁ、我が父は推理力に関してはチートだからな…

「姉さん的に怪しい奴はどいつだ?
姉さんの勘は怖ぇ程当たるからな参考までに
聞きたくてさ」ボソッ

「まぁ、やっぱり村長候補を怪しんじゃうけど
なんとなくミスリードな気がしてて…
後、怪しいとは違うかもだけど浅井さんに違和感を
感じててね、新一も気を付ける事…良い?」ボソッ

「浅井さん…あぁ、成実さんか
違和感か……まぁ、とにかく気を付けてみるよ」ボソッ

「それにしても、だよ
犯人はどうしてこの部屋にしたと思う?」ボソッ

「それは俺も考えてたけど、まだ分かんねぇな」ボソッ

《おい、Aこの鍵盤に何か挟まってるぞ!》

「小五郎さん、ピアノを調べてみませんか?」

「そうだな…うん?変だな、こんな物昼間には
無かったぞ…?譜面か?」

「……暗くなってきましたね事情聴取は明日にした方が
良いかも知れませんね。私から目暮警部に連絡を
入れてみます」

「あぁ頼む」



《それで?目暮警部には連絡したの?》

「まぁ、ね…でも離島だから時間かかるって」

私は目暮警部に連絡をするため公民館の外にいた
だから堂々と喋っているのだ!

《それで?その警部さんからは何て言われたの?》

「”A君が居るなら大丈夫だろう”って変な
プレッシャーかけてきたんだよ」

《良かったじゃねぇか期待されてるって事だろ?》

「そう言う事にしておくか……それにしても居ないね」

《あぁ、被害者の川島英夫さん?そう言えば
見当たらないね…いつもなら近くを
ウロウロしているんだけど》

「うん、川島英夫さんが居たら犯人聞けるんだけど」

《普通だったらすぐにお前に言いに行くのに
幽霊が”見える”なら仇を取ってくれとか言ってな》

「そこなんだよ、まさか成仏したとか?」

《一方的に殺られてそれは無いんじゃない?
Aちゃんが可愛過ぎて近づけないのかもよ♪》

うるせぇ

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月奏星(プロフ) - 幽霊が29人 番外編3のやつって銀魂ですか? (2023年4月10日 14時) (レス) @page30 id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スコチ明 | 作成日時:2023年3月5日 12時

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