Episode41 呪いはどこにでも ページ42
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レオナ「王宮の宝物庫に侵入を試みた奴は、学園を吹き飛ばそうとしてるヤツらの仲間とみて間違いねぇ。お前の話で確信した」
『"海賊時代の黒魔術が書かれた魔導書"を探して何をしようとしてたんだ？』
アズール「その時代の黒魔術で学園を爆発させようとしているのですか？いささか……非効率では」
レオナ「そんなことはねぇ。今の技術で爆薬なんてのは簡単に作れるが、魔法を使った方が時間制約や安全性もろもろが扱いやすい」
ジェイド「なるほど。であれば、レオナさん。貴方は、彼らが使用しようとしていた黒魔術の内容をご存知なのですね？」
レオナ「………勘がいいな。ま、止められるかどうかの確率はかなり低い」
『……それ、マレウスでも止められねェレベル？』
レオナ「残念ながらな」
レオナ先輩から出た言葉に、全員が固まるしかなかった。
なぜって……
レオナ「アイツらは特殊な爆破魔法……呪いを扱おうとしてる。その魔法は、周辺にある魔力を吸い取って、その力で衝撃波を生む」
フロイド「は。……ねー、そしたら俺らがここにいんのヤバいじゃん」
レオナ「あぁ。特にその"ツノ野郎"がいれば、賢者の島の街は余裕で跡形もなく消し飛ぶぜ」
マレウス「それは………僕は来なかった方がよかったということか？」
『あ、違ェよ。来てくれて助かってる。もし最悪の展開で爆破したとしても、マレウスの防御魔法なら街は守れんだろ？』
レオナ「苦し紛れなフォローだな」
レオナ先輩とマレウスの間で険悪な雰囲気が漂い始めた。
この話し合いは早く終わらせて、計画を行動に移した方がよさそうだ。
けど、今の情報で元々考えてた計画は大幅に狂ってる。時間もどんくらい余裕があるのか分からねェ。
『なんか良い案は……』
その時、アズールが眉間にシワを寄せながら、メガネ越しに目でスマホの画面を見始めた。
アズール「つまりは魔力を一時的に消し去るか……そもそも呪いを解いてしまえばいい」
レオナ「オイ、呪いを解く方法なんてあるわけ……」
マレウス「おとぎ話のように"真実の愛"などで解けるものではないぞ」
フロイド「アハ♡そーいう"愛・奇跡"みたいなのロイヤルソードのヤツが好きそ〜」
アズール「黙っててください」
ジェイド「アズール、、まさか本気で」
アズール「そんなわけないでしょう。……ありました。A、こんなのはどうです？」
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かれーらいす(プロフ) - 憂さん» ありがとうございます！ (8月11日 3時) (
レス) id: 5ca5f702d5 (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - とっても面白いです!!すごい速さで読み進めてしまいました笑 お話の続きが気になりすぎます!!お身体などにお気をつけて無理の無い程度に更新頑張ってください!!続きを楽しみに待ってます!!( *´꒳`* ) (6月14日 3時) (レス) id: 9c386c62ed (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます!!お話を面白い方向に持っていけているか不安だったのですが、檸檬さんのコメントを読ませていただいてとても嬉しく思いました*ˊᵕˋ*これからも宜しくお願いいたします。 (2023年2月7日 21時) (レス) @page29 id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - すごく面白かったです！！男主くん………すっごい好みです……性格もプロフィールも全部好みなんです！初めて読ませていただいたときからハマってしまいました！お体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます(*^^*) (2023年2月7日 19時) (レス) @page29 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 零さん» 励みになるお言葉ありがとうございます！更新遅れないように努めます！ (2023年1月28日 21時) (レス) id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれーらいす | 作成日時：2022年6月19日 17時
