139ホットケーキ ページ3
朝目が覚めると
横には毛布から
はみ出した翔ちゃんがいて
風邪をひかないように
起き上がって
毛布をかけてあげると
翔｢…ん､A？｣
｢あっごめん起きた？｣
翔｢･･･｣
｢翔ちゃん？｣
翔｢･･･｣
声をかけたのに反応なし
顔を近づけてみると
スースースーと規則正しく
寝息を立てていた
｢ふふっ…寝言？｣
そう独り言を言って
口を少し開けた翔ちゃんに
ぐんと近づき
頬にキスを落とした
…できれば
夢にあたしがでてきたらいいな｡
そのあと
こっそり部屋を出ると
コーヒーを淹れた
ブラックが
ものすごく苦く感じるのは
翔ちゃんとの昨夜が
甘すぎたからなのかもしれない
それのせいか今日は朝ごはんに
気分的にホットケーキを焼いた
最近買ったハートの型に入れて
２枚目を焼いていると
甘いにおいに誘われて
翔ちゃんも起きてきた
翔｢おはよ｣
キッチンへ来て横に立つ
眠そうな翔ちゃんにまたひとつキスをして
｢おはよ、翔ちゃん｣
翔｢ん〜いいにおい｣
｢ホットケーキだよ？もう食べれそ？｣
翔｢食う｣
｢ん､見て？ハート｣
翔｢わっすげ､可愛い｣
｢前にさくちゃんがカレーかなんかのときに人参を型で抜いたって話聞いてさ､買っちゃった私も｣
翔｢すっげぇ｣
｢どうぞ？…あ､シロップは？｣
翔｢いる!サンキュ､｣
｢はいどうぞ､あたしも食べる｣
翔｢じゃあ〜いただきます｣
｢いただきます｣
そう言って
思い切りハートの真ん中にナイフを入れると
翔｢ちょちょちょ､待って｣
｢ん!?なに？｣
翔｢普通ハートの真ん中切る？｣
｢切らないと食べれないよ!?｣
翔｢ちなみにそのハートは誰と誰なの？｣
｢Aちゃんと翔くんの｣
翔｢真っ二つ!ありえねぇ(笑)｣
｢じゃあ翔ちゃん切らないの？｣
翔｢切らないよ!?ほら｣
そう言って
ホットケーキを持ち上げて
パクっと食べると…
｢あ!翔ちゃんシロップ!｣
翔｢うそっ!?やべー｣
見事にシロップは
カーペットに落ち､
｢もー余計なことするから｣
翔｢だって…｣
そう言って口を尖らすのが
なんか可愛くて
｢仕方ないなあ､よしよし｣
今日は私から頭を撫でた
…もちろんシロップベタベタの手で(笑)
翔｢ちょっ､A!髪のここ､ベタベタなんだけど!｣
｢昨日の仕返し(笑)｣
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 335人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神子 - ちいさん復活ですね☆ お疲れ様でした。 これからも頑張ってください｡*ﾟ★｡*ﾟ (2011年7月10日 23時) (携帯から) (
レス) id: 838e3f3aec (このIDを非表示/違反報告)
あゆな(プロフ) - はじめまして！ ちいさん、大丈夫ですか？？ 更新、待ってます☆ (2011年7月9日 22時) (レス) id: b40abc268b (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - ちいさん、大丈夫ですか？ちいさんの作品は、すごく面白いです♪ゆっくりでいいので、更新待ってますね(^-^)/ (2011年7月9日 20時) (携帯から) (レス) id: 40710bd290 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 大丈夫？更新待ってるからね (2011年7月8日 19時) (携帯から) (レス) id: cccfba4ed4 (このIDを非表示/違反報告)
▼ゆみ(プロフ) - もう更新しないの!? (2011年7月8日 18時) (レス) id: 6748d52e81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちい＊
| 作成日時：2011年5月15日 22時
