37. ページ38
MK｢当たったんだ、自分が情けなくて悔しかった。ごめん。泣かせて、傷つけて、言いたくないこと言わせて、｣
ふるふると首を振った後、Aはまた俺の肩に顔を埋めた
A｢…マクと話せなくて死んじゃうかと思った｣
MK｢なにそれ(笑)｣
A｢酷いこと言ってごめんね、｣
MK｢それ気にしてないから｣
A｢…私が気にしてるの｣
MK｢じゃあ、気にしなくていいよ｣
まだ涙を止められないのかAは一向に顔をあげない
しばらくそのまま彼女の温もりを感じていると奥にあるスマホが光った
……カトク？…あ、
誰かがAに送ってきたカトクの通知からスマホの背景画面に目がいく
あまりにも可愛い事をしてるから、思わず笑ってしまった
MK｢スマホの背景いつからそれなの？(笑)｣
A｢…っ！｣
ばっと真っ赤な顔を上げたAは｢違う、違うの、｣と困っているご様子で
MK｢A可愛いことするんだね｣
A｢…やだ、！｣
MK｢俺もそれにしようかな｣
A｢しなくていい変えるから、…っわ！｣
ちょっとだけ強めに小さな体を抱きしめる、上に乗る涙目の彼女を見上げて名前を呼んだ
MK｢…ずっと笑って欲しかったんだ｣
A｢え？｣
MK｢だからもう今日は泣かないで？｣
今にも落ちてしまいそうな雫を親指で拭う、
MK｢…A、笑って？｣
A｢……待って近い｣
MK｢結構今更じゃない？(笑)｣
Aを抱きしめたまま後ろに倒れる、背中に回していた手を解いてすぐ隣に横になった
MK｢俺今日こっちで寝る｣
A｢…なんで？｣
MK｢Aの近くにいたいから｣
A｢…なに？どうしたの？｣
MK｢そこはいつもだったら、｢なに？Aのところにお嫁に来る？｣だろ？(笑)｣
A｢…今そんなテンションじゃ、｣
MK｢A、言ってよ｣
A｢……Aの、お嫁さんになる？｣
MK｢ん、今だけならいいよ｣
｢ずるい｣っと呟くAを無視して電気を消す、深夜3:30。起床は5:30、2時間後。
きっとAは起きれないから自分が起こすんだろう、
少し前と変わらないそんな日常がこの時は数倍愛おしく感じた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1055人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ(プロフ) - nctLoveさん» ありがとうございます！！！凄く嬉しいです…！頑張って書きますね〜（ﾔﾙｾﾞｨ！） (2020年4月21日 5時) (
レス) id: 0396156814 (このIDを非表示/違反報告)
nctLove - すごく面白いです！これからも面白いお話を書いてください！よろしくお願いします！ (2020年4月20日 22時) (レス) id: 173906b15c (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - まるちゃんさん» 全く同じ気持ちで私もしんどいです…！！！！ (2020年4月20日 21時) (レス) id: 0396156814 (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - マクが愛おしすぎてしんどいです、、 (2020年4月16日 2時) (レス) id: 210fcb58a2 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ルアさん» こんにちは〜！嬉しいです…ありがとうございます！！コロナ大変ですよね、なかなか先が見えなくて…。大好きって言っていただけると、嬉しくて変な声出ます…わぁ。 (2020年4月11日 15時) (レス) id: 0396156814 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ましろ
| 作成日時：2020年1月26日 11時
