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side_Yamazaki
隙を見て戦いに行こうとする副隊長を何とか説得して
俺達は人が来なさそうな物置に隠れた
お妙さんを抱えて走っていた
副隊長は体力限界といった感じだ
自分一人で走るのと誰かを抱えて走るのでは
体力の減るスピードが全く違う
それにお妙さんに気を使って静かに走ってたし
あとは隊服じゃないからっていうのもあるだろうな
ちなみに副隊長はお妙さんを抱えていて
俺はお妙さんが買ったらしい着物を持っている
口に詰め込まれた野菜も買ったやつらしいが
落ちてダメになったやつだって…やめてほしい……
それと奴らの計画の事を話しながら体力を回復していた
ー忍び込んだ鼠は一人では無いだと!?ー
ークソ…せめて女だけでも捕らえるぞ!!!ー
やばい俺の事がバレてる…
ー工場を隅から隅まで探すんだ!!!ー
いずれここも安全じゃなくなる、どうしよう
灯「もうちょっと体力が回復したらぶった斬るんだけど」
「危険だからダメですって…」
どうしてこの人は一人で飛び出そうとするんだ全くもう
灯「にしても早く場所を変えねぇとここにも人が来るぞ」
いやまじそうですよね〜
副隊長に無理はさせたくないし…
どうしたもんか
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作者名:エラベールコイン | 作成日時:2023年5月4日 21時