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side_Atou
武「わぁ幼女が沢山、ここは天国ですか」
この時間帯は子供連れが多い
一般的に仕事休みだもんな
ドンッ
ーふぇぇぇん!いたいよぉ!ー
ーおかあさぁん!どこぉ?ー
武市さんの好みそうな女の子がぶつかってきた
武「迷子でしょうか」
河「周りに親と思われる人はいないでござる」
俺は泣き止みそうにない女の子を抱えて歩き出した
置いてくわけにもいかないし
『お嬢さんは誰と来たんですか?』
ーお、おかあさんとおとうさんときたのー
ーでもふたりまいごになっちゃったー
女の子は泣きながら説明してくれた
河「迷子になったのは両親でござるか」
武「私達が探して差し上げます」
武「それがフェミニストという者ですから」
女の子の見事なすり替えに笑いながら
だんだん対応にも慣れてきた
武市さんはフェミニストと言うだけあって
幼女の扱いが慣れている事にも感心した
ーおいそこのお前、ちょっといいか?ー
見回りをしてるであろう真選組の人に話しかけられた
顔怖、こんな人相の悪い人が平和を守ってるなんて
世も末〜
『俺ですか?なんでしょう』
ーロリコンとまともな奴二人が女児を連れ回してるってー
ーさっき通報があったんだが
ーその子供とはどういう関係だ?ー
ちょっと連れ歩いてるだけで通報って世も末
『ご両親が迷子だって聞いたので』
『一緒に探してるんですよ』
ーおにいちゃぁん!このひとこわいよぉ!ー
瞳孔開いた人がタバコ吸って自分の事見てきたら
普通の子供なら怖がるよね
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作者名:エラベールコイン | 作成日時:2023年5月4日 21時