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青「 ふは、めっちゃ苦そうな顔。ええよ、無理して飲まんでも 」
… 何て優しい人何やろ。初対面の俺なんかにこんな優しくしてくれて。
桃「 … あの、 」
青「 あ！ごめん、その格好寒いよな？！風呂！風呂行って！ 」
桃「 え、でもそんなの悪いです 、 」
青「 ええからええから！ほら！ 」
投げられたタオル。何だかいい香り。
桃「 じゃあすみません、お言葉に甘えさせていただきます、 」
脱衣所に行き 、服を脱いでお風呂に入る。
冷えきった身体にはその温度が気持ちよくてしょうがなかった。
人ん家のお風呂でそんなに長く入ってる訳にもいかないなと思って５分くらい入ってから出た。
そういえば下着も服もない 、とか考えてたらこれ使って！って紙とセンスのいい服と下着。
人のやし一瞬躊躇ったけど 、着ないのもどーかと思うから丁寧に拭いてから服を着た。
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桃「 すみません、お風呂ありがとうございました 」
青「 全然ええよ！服ピッタリやったな、よかった〜。そこ座って？髪乾かしたる 」
桃「 いや、自然乾燥で大丈夫ですよっ、 」
青「 風邪引くから乾かした方がええよ〜 、ほら！おいで 」
桃「 … すみません 」
ちょこん 、と指定された場所に座る 。
青「 あ 、そーいえば名前何て言うん？ 」
桃「 … 望です、小瀧望 」
青「 かっこええ名前やなぁ！俺は藤井流星！流星って呼んでやぁ〜 、よし 髪、乾かすで〜 」
何か 、 男っぽい手。大毅とは違う感じがする 。
大毅も 、よく髪乾かしてくれてたな … 、
髪が濡れてたから 、気付かない内に流れてた涙にも気付かれずに済んだ。
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作者名：. 小瀧あの！ | 作成日時：2017年7月16日 21時
