゛推し ゛から始まる恋ーきょもほくー

はち ページ9

1週間。俺がクラスを持ってみて



じゅりとジェシーとは仲が縮まってきた。







京本とは1回も話してない。





ていうか避けられてる気がする。








話しかけても、うんともすんとも言ってくれない。








北｢あ〜っ！話したい。｣









気づいたら小さい声で呟いていた。









慎｢ほくとー。どーしたの？？｣









俺が少しでも悩んでると


話をちゃんと聞いてくれる。









うん。いい人だ。









北｢京本がさ、俺にだけシカトしてくるの。｣




慎｢それ嫌われてんじゃない？？｣









いや、嘘でしょ。



俺嫌われることしたかな？？









ねぇ、今しんたろう笑ってるけど


結構傷ついてっからね？？









北｢まぁ、もう少し頑張ってみるよ。｣



慎｢うん。がんばれ〜。｣









あとこの学校は女の子が寄ってくるのよ。









゛ねぇ、松村先生〜。


ジュース奢って〜っ！゛




゛お菓子あげる！゛









そんなことばっか話しかけてくる女子が沢山。









もちろん。お菓子はもらうけど


ジュースは奢らない。









あんまり関わりのない子には



奢りたくないからね。









慎｢よしっ、おれ授業いってくる。｣





北｢うん。行ってらっしゃい。｣









おれはしんたろうを送り出して



本を取り出して読み出した。

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