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よんじゅうご。 ページ47

数分、ぼーっとほくとのことを考えた。









喧嘩別れ、なんてやだな。

やっぱり、ちゃんと別れないと。








…明日は半年記念日だったのにな。









ほくとのいえまで俺の家から30分









確か今日は歩いてきたって言ってたな。









走れば間に合う。









おれは、謝ろうとして



ほくとを追いかけようと外にでて走った。









樹「…けほっ、けほっ、

はぁ…っ、はぁっ、ぃたっ、」









家から100メートル走った所で



苦しくなった。









心臓が痛い。









明らかにおかしい。









前の俺なら何キロ走っても

こんなに疲れなかった。









どうしよう、視界がぐわんぐわん。









おれは少し歩いて息を整えようと


知らない家の塀におっかかって座った。









息苦しい、このままいっそしんじゃおう、



そうしたらほくとだって、









すると





「じゅり…!?」









聞き覚えのある声が俺の頭をよぎった。

よんじゅうろく。→←よんじゅうよん。



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作者名:☆☆☆ | 作成日時:2020年7月2日 1時

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