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にじゅうさん。 ページ23

side.樹






樹「きょも〜、もう帰るの?」






きょもと遊ぶ日は


何時まで遊ぶかなんて決めない。







決めてもどっちかの都合で


必ずその時間の前に解散になっちゃうから。








京「ごめ。このあと撮影はいってて、」



樹「そっかぁ〜。」




京「んふふっ。

じゅりにはほくとがいるでしょ??」






と俺に笑いかけてくれる。




樹「よしっ、今日飯誘ってみる。」





京「うんっ、その調子!!」



樹「じゃ、また今度ねっ」









きょもとお別れしたとたん、


ほくとにあいたくなった。









きょもはいま仕事が忙しいらしい。









歌と演技をやってるんだけど、







いま、大人気のドラマの主役に抜擢されて


今撮影中なんだって。







仕事の合間はいつも俺にトークを送ってくる。






可愛い親友。









きょもが人気になるのは嬉しいけど


俺だけ取り残された感じがして


なんだか悲しくなる。









それを誰かに話したくて


足は自然とコンビニに向かっていた。









その足でほくとにはなしかけて


約束を取り付けた。







よしっ、完璧。






おれはほくとのバイトが終わるまで



雑誌コーナーで雑誌を読んだ。







コンビニまで来てしまうと



雑誌を読んでいてもなにをしてても



ほくとのことしか考えられなくなる。









ほくとって普段どういう服きてんだろ。







アルバイトでのほくとしか見たことないから


プライベートなんて何も知らないなぁ〜。








雑誌を見ていると






松「おつかれさまでした〜。」








というほくとのこえ。









その声に反応しておれは雑誌を閉じた。

にじゅうよん。→←にじゅうに。



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作者名:☆☆☆ | 作成日時:2020年7月2日 1時

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