検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:73,730 hit

:16 ページ17






.






『 はっ……! 』





.





咄嗟に目が覚め、周囲を確認する。







部屋的にここは病院だろうな。




確か意識が朦朧として倒れて……、






.






「 おい、事務職員 」





.






聞き覚えのある声。




隣を見ると、

渡辺翔太が椅子に座っていた。




.





まさか、コイツが私を病院まで?





.





それは流石に無いだろ。





.



.





「 お前が事務所の通路で倒れてたから、


俺が救急車呼んでやったんだぞ、感謝しろ 」






『 …ありがとうございます 』





.






あ、やっぱりコイツが私を病院まで……




.




あれ…?でも待てよ。



.



.




『 今日仕事休みだったんじゃ…? 』




「 事務所に忘れ物有ったから取りに来た。

そしたらお前が通路で倒れてた。 」





.





なるほど…そういうことか。




.



.





「 お前、高熱で仕事無理なら休めよ 」





『 休めるなら休んでますよ。
今日は大事な会議が有るから仕事来たのに…、


病院で休んでる暇は無いんだよ。 』








会議に遅れないようにと、

身体を起き上がらせようとした途端



この塩顔野郎によって阻止された。









「 高熱だから安静にしろ 」



『 安静とか絶対無理。
早く仕事場行かないと上司に怒鳴られる……、』



.



.



もう一度身体を起き上がらせようとした時、






塩顔野郎に腕を掴まれた。




.





『 なっ、なによ.. 』





「 聞こえなかったか?


安静にしろって言ってんだよ 」





.



.





これは多分何を言っても無駄だ。







そう思った私は、


ベッドで安静にする事に決めた。




.




.

:17→←:15



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
319人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鏡餅太郎。 x他1人 | 作成日時:2020年5月20日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。