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『 …38℃ 』
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体温計で測った結果、高熱。
高熱なのに仕事を休む事は出来ない。
意地でも仕事頑張るか。
高熱の所為で身体が怠過ぎる。
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『 マジ身体怠過ぎる.. 』
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/ ジャニーズ事務所
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事務所に到着した瞬間、
身体の怠さが激変。
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猛烈な吐き気に襲われ続け、
史上最悪な状態である。
多分仕事すれば確実に熱が上がる。
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壁際に凭れながら歩いていれば、
運悪く事務係の上司に遭遇。
私の顔を見た途端目を大きくさせた。
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「 櫻田、顔色悪いぞ!? 」
『 全然余裕なんで.. 』
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話す事自体が面倒臭くて、
上司に会釈をしてその場から離れた。
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事務職専用オフィスまで、
階段を登らないといけない。
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...無理。気持ち悪い。吐きそう。
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『 ...はぁっ、は..っ、 』
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一気に意識が朦朧としてきた。
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これ、絶対駄目なやつじゃん。
目の前が、目の前が、あれ、
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『 あれ...、? 』
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意識が完璧に朦朧としたとこで、
私の視界は傾いていった。
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目の前が真っ暗になり、
私の意識はそこで途絶えた。
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あー…、しんどい。
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冷たい物が食べたい。飲みたい。
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...誰か来てくれないかな。
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作者名:鏡餅太郎。 x他1人 | 作成日時:2020年5月20日 18時