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『ねぇー、まだーー！！！』
目黒が出てから10分くらいは経っている。気がする。
部屋に用意された定点カメラに向かって文句を言ってれば、スタッフさんが来て部屋に呼ばれた。
案内されたのは真っ白のスタジオ。
『えっ、なにこれ、みんなは？』
部屋の中心にポツリと置かれた中くらいの箱。
ﾊﾟﾝｯ
興味本位で箱を開ければ小さな爆発が起きた。
『ひぁっ！！ どゆこと？』
その瞬間、電気が消え真っ暗に。
そして、聞こえてくる音楽。
「「happy birthday to you 」」
『え、ちょ、待って頭が追いついてない』
ケーキを乗せたカートを引くひーくんを先頭にメンバーがぞろぞろと現れる。
「「誕生日おめでとう、A」」
『待って、泣く』
泣かんといて、と私を慰める康二を中心にみんなが抱きついてくる。
『誰も、祝ってくれないから寂しかった』
深「樹から怒ってたって聞いた、わら」
『笑い事じゃないんですけど！！』
向「ごめんなあ」
佐「俺、めっちゃ心苦しかったよ」
寂しくてヤケ酒したことを伝えれば、尚更謝られる。
もう、こんなんしてもらったら許すしかないじゃん！！
『薄情な奴らとか言ってごめん』
渡「そんなこと言ってたのかよ」笑
『誕生日だから許ちて^_^』
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メンバーからプレゼントを貰い、最後にふっかからパイ投げを食らったところで撮影は終了した。
宮「本当にごめんね？ちゃんと会った時言わなくて」
『いいよ！まさかサプライズだとは思ってなかったし、今こうやって祝ってもらえてるから！』
ケーキの乗った皿を片手に謝りながら私の頭を撫でる涼太くん。
もういいのに、それにしてもロイヤルですこと。
『これ、ケーキ食べ切れるの？』
目「少年忍者いたよ、さっき」
『いや、そんなには余ってないわ』
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この日の夜、しっかりメンバーと飲みに行って２回目のお祝いをして貰いました^_^
やっぱり、誰よりも嬉しいね。
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ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月30日 22時) (
レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
霞恋(プロフ) - 最高っす() (2021年1月8日 14時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2021年1月5日 19時
