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体育祭当日。
天気は見事に晴天。
校長先生の挨拶と共に体育祭が始まる。
〈みんな、怪我だけは気を付けるんだよ！〉
阿部ちゃん先生がテントの前で忠告する。
はーい、といい返事が。
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樹「あ、靴紐解けた。」
結ぶから、とハチマキを渡されたが、私の手は自分のハチマキやタオル、水筒でいっぱい。
だから、適当に上に置いてもらった。
樹「ん、さんきゅ」
『樹くん、青似合うね』
樹「かっこいい？」
『うん、かっこいい』
素直にそう言えば、ピタッと止まって少し耳を赤らめた様子。
あれ？珍しく照れてる？
『照れた？耳赤い』
樹「日焼け」
随分と紫外線浴びたようですね。テントの下なんですけども。
可愛い、とは口に出さなかった。
北「A、腕まくりしてるのなんかいいね」
『そう？』笑
邪魔で暑いからって言う理由だけなんだけど。
ジ「樹、北斗、次障害物だから行こーぜ」
ジェシーと慎ちゃんが2人を呼びにきた。
みんな、障害物競争でるんだ。
く「みんな行っちゃったから来た」
隣のクラスのテントからくるちゃんがタオルを持ってきた。
『一緒にみよ』
一番前の席で競技をみることに。
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『待って、今回のテーマOLだって。みんなハイヒール履いてんのしぬ』笑
く「やば、めっちゃ面白い」笑
障害物競走には毎回テーマがあるらしくて、去年は小学生でランドセルを背負いながら走ったりしていた。
今年はOLで途中からハイヒールを履いている。
途中にあるパン食い競走もお洒落なパンと紅茶。
終わればすぐに係の人が注いでいる。
観客の笑いは止まらない。
『樹くんたちだ！』
く「ジェシー、ヒール履くとさらにデケェな」
『4人とも頑張れ！！』
OLのフリして走る彼ら。
ジ「すみません、4人なんですけど
あ、予約入ってるんですか？じゃあまた今度…」
樹「空いてますよー！」
ここでもボケるジェシー。
「「いただきまぁす」」
『待って、慎ちゃんパン一口でいった』笑
ほんと、しんどいって。
樹「うちのすきぴがさぁ」
樹くんのすきぴ発言で観客の女子が湧く。
く「早く食えよアイツら」
ジ「ここだけの話、もっと美味しいパンがあるけるの」笑
「「ごちそうさま〜」」
慎ちゃん、ジェシー、樹くん、北斗くんの順でゴールする。
カオスすぎでしょ、この体育祭。
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おちゃこ(プロフ) - 未憂さん» 最後までお付き合いありがとうございました！今のところ樹くんサイドを書く予定はないのですが、時間が空き次第書かせていただきますね^ ^ (2021年1月16日 22時) (
レス) id: 710d82267e (このIDを非表示/違反報告)
おちゃこ(プロフ) - からすさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます！ぜひ、見ていっていただければ嬉しいです^_^ (2021年1月16日 22時) (レス) id: 710d82267e (このIDを非表示/違反報告)
未憂(プロフ) - 無事にハッピーエンドに終わってよかったです！樹くんが、いつ！好きになったのか…樹サイドのお話も読みたいです (2021年1月16日 17時) (レス) id: 0ef84b32c7 (このIDを非表示/違反報告)
からす(プロフ) - 終わり方が綺麗！次の作品も楽しみにしてます！ (2021年1月16日 1時) (レス) id: b089b2aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2020年12月16日 16時
