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『めっちゃ、雰囲気いいね』
「人来なさそう」
くるちゃんと、小洒落た喫茶店に入り案内されたソファテーブルに座る。
実は、バイトを応募したくて下見にくるちゃんを連れてきた。
店内には、おじいちゃんとおばあちゃんの2人。
〈ご注文は？〉
『ココアとショートケーキでお願いします』
「オレンジジュースとチーズケーキで」
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『うわっ、美味しい』
甘いショートケーキと糖分控えめなココアの相性と言ったら最高でしかない。
〈よかった、お口に合って〉
おばあちゃんが話しかけてくれた。
『すっごい、美味しいです！』
〈ふふ、ゆっくりしていってね〉
カウンターの方へゆっくり歩いて行った。
『ここで働きたい』
「いいんじゃない？でもバイト雇ってんのかな」
ケーキを食べながら話していると
「ばぁちゃん、じぃちゃんただいまー」
と、ひとりの制服を着た高校生が入ってきた。
あれ、うちの学校の制服。
〈ゆーご、今日もよろしくね〉
「任せて」
ゆーごという名前らしいその高校生。
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『あのっ、ケーキとココアとっても美味しかったです。
一つお聞きしたいんですけど…』
まったりとした時間を過ごし、お会計を済ませる時
優「はい？」
『ここって、バイトの募集とかってしてますか…？』
優「多分、してないと思いますよ。」
ここの主に聞いて来ますね、とおじいちゃんの方へ行った。
ちょっとして、
優「お待たせしました、今は俺ひとりで手伝いが出来てるんでバイトの募集はしてないらしいです。」
『そうですよね…』
優「あっでも、俺が来れない時とかに手伝いに来てくれる子がいたらなーって言ってましたよ」
『本当ですか！！！』
私の反応を見て、ふふっと優しい笑顔で笑われた。
『良かったらなんですけど、ここで働かせていただけませんか？！』
優「うん、是非。じぃちゃん、ばぁちゃんも喜ぶと思いますよ」
ってことで、来週からここ【喫茶 紫陽花】で働かせてもらうことになりました！！
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おちゃこ(プロフ) - 未憂さん» 最後までお付き合いありがとうございました！今のところ樹くんサイドを書く予定はないのですが、時間が空き次第書かせていただきますね^ ^ (2021年1月16日 22時) (
レス) id: 710d82267e (このIDを非表示/違反報告)
おちゃこ(プロフ) - からすさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます！ぜひ、見ていっていただければ嬉しいです^_^ (2021年1月16日 22時) (レス) id: 710d82267e (このIDを非表示/違反報告)
未憂(プロフ) - 無事にハッピーエンドに終わってよかったです！樹くんが、いつ！好きになったのか…樹サイドのお話も読みたいです (2021年1月16日 17時) (レス) id: 0ef84b32c7 (このIDを非表示/違反報告)
からす(プロフ) - 終わり方が綺麗！次の作品も楽しみにしてます！ (2021年1月16日 1時) (レス) id: b089b2aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2020年12月16日 16時
