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にゃんにゃん ページ22

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 夕方まであった仕事を無事に終え、集合場所に向かえばすぐに見つかった彼の姿。

 トン、と肩を軽く叩けば綺麗な顔で振り返る。





『お待たせしました』


「ん、お疲れ」


『つだくん、誕生日おめでとう』

「ありがと」



行こ、と近くにある予約してくれたお店へと案内してくれる。
つだくんの誕生日だと言うのに、申し訳なくなる。




『つだくん、本当にいいの?誕生日だよ?』


「いいの、お前だって誕生日だったじゃん」


『3日前ですけどね、?それに誕生日に来てくれたし』



もうなんでもいいの、と強制的に話を逸らされる。


お洒落なコース料理を食べ、最後にはプレートまで用意してくれた。




『嬉しすぎて泣きそう』


「火消して」



ケーキに刺さっている細い蝋燭の火を消す。



「20歳、おめでとう」


『つだくんも、22歳、おめでとう』


「お前は年齢言わなくていいの」



『なんでよ!言わせてよ!』






.





「どうする、?」


『20歳になったから、お酒飲みたい…』



ずっと、人に勧められても我慢していた飲酒。
20歳になって解禁したんだから、と思い切って誘ってみる。



「んじゃ、コンビニ行こ」


『やったぁ〜』


少し自宅から離れたコンビニに寄り、数本だけ缶とおつまみになりそうなものを買って帰る。







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つばさ(プロフ) - 初めまして!いつもキュンキュンしながら読ませて頂いてます!!応援してます!更新頑張ってください!! (2021年5月24日 7時) (レス) id: 2be2c13e5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おちゃこ | 作成日時:2021年5月8日 1時

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