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二学期になって、
今日は初めての授業の日。
いつものように
３人並んで行くんだけど
校門に入ると、
一斉に囲まれる周り。
はぁ、とため息をついて私は
女の子の群をかき分けて
空気を求める。
なんでこんなに平常心かって？
このモッテモテな二人は、
毎朝のように女の子がチラホラ周りに集まってくる。
こんなの、当たり前なんだよね。
特に、新学期は酷いんだ………
「山田くん！会いたかったです！」
「有岡くーん！
部活頑張ってましたね、
ずっと見てました！」
よーくやるよね、あんなの。
だって毎朝告白してるようなものでしょ？
あの子達は、
恋愛経験豊富だから
そんなこと慣れてるのかなぁ。
A「私って、子供なんだな〜…」
そうぼやきながら
靴を履き替えていると、
横からツンツンと
肩をつついてきた彼。
A「あ、おはよう知念くん」
侑李「あは、おはようAちゃん」
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作者名：りーな。 | 作成日時：2017年12月17日 8時
