今日:7 hit、昨日:16 hit、合計:18,691 hit
小｜中｜大
21 ページ21
.
.
窓の外には、
練習中のはずの涼介と大貴が
手のひらを窓にくっつけて、
外からなのに確実に聞き取れる声で叫んでいた。
涼介「圭人お前Aといちゃつきすぎなんたよ！！さっきから見てたけど離れろ！」
大貴「そうだよ！！
Aのこと好きになったりしたら俺
許さねーかんな！！」
それを見て、なんだかおかしくて
頬が緩んだ。
私は窓の鍵を開けて
勢いよくスライドさせた。
A「過保護！」
『はぁー？！』と
二人で声を合わせるもんだから、
隣で立ってる岡本くんもはは、と笑い出す。
A「私は二人の子供かっつーの」
そうだよ、
二人にとって私は
妹、子供。娘？
そんな風にしか思ってない。
私だって、
そうだから。
大貴「はー、
勉強なら俺が教えてやるのに〜！」
涼介「なんの嘘だよこの万年最下位」
大貴「うぉいお前！
最下位からは脱却してるってのに！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りーな。 | 作成日時：2017年12月17日 8時
