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涼介「おい、早く外いくぞ」
体育の時間になって、
サッカーを選択してる私と涼介。
大体は一緒に行くんだけど…
涼介「……お前なんだそれ」
A「やっぱ、でかいよね…」
伊野尾先輩が
あまりにも可愛いベビーフェイスで。
身長が高いことを忘れてた…！
涼介「忘れたのか？
どんだけ背の高い女に借りたんだよ！
はははっ、チビのくせにな」
A「もう！ちびって言うな！自分もでしょ！
しかも女の人じゃないよ！」
その言葉に目を丸くする涼介。
『は？』と口を開いて、
体操服をジロっと見た。
涼介「……伊野ちゃんに借りたのかよ」
A「え？………あ、名札…」
左胸の上にかかれた名前を見たらしい。
ていうか、なんか怒ってる？
涼介「通りで、大ちゃんのにしてはでかいと思ったんだよ
なんで伊野ちゃんなの？
せめて大ちゃんとか、
ほかのクラスの女子いたじゃん…
お前がそうやってすぐに
思わせぶりなことするからさぁ…
みんな、Aを……」
A「……涼介なにいってるの？
全然意味分からん」
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作者名：りーな。 | 作成日時：2017年12月17日 8時
