テニスの王子様【テニス部員と私】

【第十話】地区予選 ページ11

「お疲れ様ー！」



「お疲れしたー！！」






いつも通り、放課後の部活は終わる




青春学園に来てテニス部へ入部してからというもの早一ヶ月が経とうとしていた…






マネージャーの仕事も最初入ってきたばかりはもたついて失敗を結構していたりだったのが今は少なくなった






『(私っ、成長したのね…！)』





バンザーイと言いながら手を上にあげ下ろすと言うのを脳内の中で繰り返し、喜ぶ私





ふふっ、これからもこの調子で頑張らなくっちゃね！







ダンボールを両手に持ち部室の方へと入っていく






『ええっと、これはここに置いてたらいっか』





大きな白いボードの真下にダンボールを置いた私は


このボードに貼ってある大きな紙を見る






『あっ そう言えばもう地区予選が始まるんだよね』





ふむふむと顎に手を当て、地区予選表をじっくりと見る



青学は最初玉林中と言う所と対戦なのかぁ…





ならば青学が勝つ為に私がするべき事は一つだよね！





『応援精一杯しないとだ！』





「Aー
ダンボールは全部運び終えたかのぉ？」






あっ！竜崎先生の声だ！





私は部室のドアを開け竜崎先生の元へと行った







『(地区予選 皆の活躍が見えるのが楽しみだなっ…)』









そして、日にちが少し経ち





玉林中との試合の日となった……







「おい、来たぞいよいよおでましか」



「青学だ」



「青学……くそっ 強そうだなぁ」



「きゃあ〜！手塚さ〜ん！！」






試合の会場へ来てから凄い周りからの注目と言われっぷり……恐るべし






玉林中との試合は最初ダブルスで桃城くんとリョーマくんがペアになってするみたい



聞いた時は大丈夫なのかなと思っちゃった…;





だってあんまり普段息の合ってるような様子見た事ないし仲が物凄く良いのは分かるんだけどね








「第一試合ダブルス2 前へ！ 青学 桃城・越前ペア



玉林 泉・布川ペア」






二人はあの人達と戦うのねっ…




試合が始まり 二人の阿呍戦法によって6-2であっという間に勝ってしまった








※作者から※


こんにちはこんばんは、作者の美味しいお茶です。

いやちょっと原作少し挟みたいなと思って書かせて頂きました。




原作をやはり入れた方が夢主ちゃんが他校と絡む機会も自然と出来ると思うのでこれからこうしていきたいと思います。試合中の流れはちょっと書いたり書かなかったりなので宜しく御願いします

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