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story 28 鼓動 ページ28

TH「Aちゃんさ、俺とグクとジミナだったら誰を選ぶ?」


「(え?この状況でそんなこと笑?)」


「誰でもないよ」



引き寄せる力がキュッと強くなった


TH「俺じゃ…ダメ?」





私はテヒョンくんの背中に手を回した

そしてゆっくり抱きしめて




「…………」




何も言わなかった


何も言えなかった。



もしここでテヒョンくんを選んだら



もしここでテヒョンくんじゃなくてジミンくんだったら


グクだったら



どうなるんだろう


ただ何も言わず


抱きしめて


なんとなく言われる言葉は分かったから


それを待つ





TH「俺、好き。だからAちゃんも、好きって言って」




「好きだよ」




TH「いつかAちゃんから言わす」


TH「絶対言わすからね」


TH「だから今日はこのまま…」


TH「抱きしめて寝ていい?」




うん の変わりに目を見つめて

「おやすみ」





これが今、私がテヒョンくんに出来る最大限の



振り向かせて






この気持ちにちゃんと決断をだしたい




石鹸の爽やかで甘い匂いがする


テヒョンくんの人肌を感じるここで



ゆっくりと目を閉じた




……


翌朝

また6時前に起きて


抱きしめられたままだったのに少し驚き


起こさないようにベットから降りた


「今日は何にするかな〜」



ガチャガチャ

ガタンッ


「ごめんね〜涙。」



JK「手伝う。」


「ひゃっ!!びっくりした笑」



JK「え?笑。 ㅋㅋ ウケるわ」




「こんな早く起きるんだねグクって」




JK「ㅎ まぁね〜」



「ありがとう,」




JK「昨日はどうだった?テヒョンくんの腕の中ぐっすり寝れたの?笑。」





「!!!!!!!!ん、?」

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作者名:ほわこ | 作成日時:2016年8月16日 2時

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