…そんな僕は平和主義者です。 (ページ2)

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平和主義者の鉄則その一ページ2

【朝、しっかり起きろ】

チュン…チュンチュン

目の前がだんだん明るくなり、

小鳥のさえずりが聞こえる。

『あぁ、なんて、目覚めのいい朝なんだ』

・

・

なんてことはなく。

ピピピッピピピッピピp(ガチャンッ！

ピピピッとうるさい目覚まし時計で定時に起きる。

『…ん、ふわぁ。眠っ』

低血圧だが、ちゃんと起きる。

何と言っても、平和な日常を送るため。

それにしても、今日は結構早く起きれた。

いい1日になりそうだな。

そう、ルンルン気分で

僕はご飯を食べるために部屋を出た。

・

リビングに入ると、いい香りが漂っていた。

きっと、パンの匂い。

『母さん、おはよう。』

僕は椅子に座りながら、

母さんに向かっていつも通り挨拶する。

「あらA、おはよう。今日は早いわね！」

そして、

こっちに振り返りながら返事をした母さん。

いつ見ても思うが、僕の母は年より若く見える。

まぁ、本人が頑張っているからだろうけど。

『うん、ちょっと今日は気分がいいみたいだからね。もうご飯できる？』

「はい！あと、目玉焼き焼くだけだから、先にミルク飲んどいて！」

『…ん』

そして、

出来上がった朝ごはんを母と一緒に食べる。

いつも通りだね。