#14 ページ14
慎太郎.
俺はソファに座り背もたれ側から外を眺めていた
「慎太郎、、、」
「ん?どうしたの?」
「息…苦しい。」
ほんの数分目を離しただけなのに
大きく深呼吸している北斗
俺は慌ててナースコールを押した
「大丈夫!?すぐに来てくれるから!」
「そんな…慌てなくて…大丈夫、」
焦ってる俺を落ち着かせようと手を握ってくれた
少ししんどそうだった。
すぐに先生たちが来て楽になるように
カニューレって言う鼻から酸素吸入できるやつを
取り付けてもらってた。
「大丈夫?楽になった?」
「うん。だいぶマシになったかも」
「良かったぁ〜。」
全身の力が一斉に抜けたような気分
まじで焦ったからな、、、
「とうとう酸素の助け借りないとダメか…」
ちょっぴり悲しそうにした
これからはベッドの背もたれを上げて
息をしやすいようにしないといけなくなった
でもベッドが大きくて北斗の左右がガラ空きだから
クッションを買ってくると約束した
もともと囲まれて寝るの好きだもんね。笑
少しでもいいやつ、
ふかふかで包み込んであげられるような
最高のクッションを見つけてあげよう。
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作者名:匿名希望 | 作成日時:2020年5月10日 19時