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# ページ35

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すごく暗い顔をして帰ってきた彼は

全てを話してくれました。




恐れていたこと。知れ渡るとは思ってたけど。








自由な恋愛はないのかな...


結婚だって早くしたいよ

なんでみんな私たちのこと責めるの、?

本気で好きなのに。







おチビちゃんも待ってくれへん、、、

もう4ヶ月後には生まれるよ。。。






私たちどうしたらいいの

やっぱり世間的にはダメなのかな

私と彼は。






そんな事考えたくないのに、思ってしまう


気分が落ち込んだ。








「ごめんな、やっぱり俺が全部悪いから...!

ほんまになんか迷惑な奴やろ、、、」







彼は頭を抱え込み

少し明るく染った髪を搔き上げる





「そんなこと言わんといてよ・・・。」







誰も悪くないのに、自分を少し責めてしまう

警察官を好きにならなければ...って

それと彼のキャリアを傷つけてしまった事も。







あなたの努力を知ってるからこそ

仕事を私のせいで無駄にしてほしくはない。。。









ほんま、こんな思いしたくなかった



こんな考えダメなのに、思い返す







「この子が居なかったら・・・。」








一瞬でも考えてしまった私は最低な親です

堕ろす時より心がずっと苦しい

彼のことを考えると胸が張り裂けそうなくらい。









本当にこの子を産んで幸せになれるんかな、


それより子どもが将来辛い思いをしないかな。


このままだと
世間から私の家族はどんな目で見られるのか...


みんな「おめでとう!」なんてすぐに言ってくれるのに、陰では未成年と警察っていう見方。
幸せな家庭として見てくれないはず。








また余計な不安までかき立たされる









もう、、いっそのこと、、、








離れて生活した方がいいのかな・・・

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作者名:匿名希望 | 作成日時:2018年11月18日 16時

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