# ページ31
藤井流星.
「体しんどない?」
横たわる彼女はコクんと頷き眠りに入った
小さな体は19歳とは思えないけど
中身は一人前の女性。
初めて触れた時、
罪の意識が頭を離れずに
俺はこんな事をしていいのか罪悪感に囚われた。
あの時とは体つきが違って
体をなぞると、少しお腹が膨らんでいた
服の上からだと分からない俺だけが見れるもの。
これからどんどん大きくなって
僕達の元にやってくる。
男かな...女かな...
俺が親父て、笑える。
.
.
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秋が少し深まった頃、
「流星見てー」
白のゆるいニットを着てドタドタと走ってくる
「んー?」
見て!と言わんばかりに
服の上からお腹のラインを見せつけてきた
「大きなったなぁー」
「そやろー、もう5ヶ月やからね」
Tシャツを着ればはっきりと分かるくらいまで成長した我が子。
苦しい時期を乗り越えて安定期に入った
今日は久しぶりに中間家にお邪魔する
近すぎて、なかなか立ち寄る機会が無かったから
休みの日やから智子も家族とゆっくりしたいやろな
と思って、な。
せっかくなんで歩きで向かいます
オフの俺は中々近所の人に気づかれへんことが分かった。服装が違うだけやのに...
でもまぁバレへん方が気が楽やからええけど。
なんか寂しいな。笑
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作者名:匿名希望 | 作成日時:2018年11月18日 16時