智子んち物語。《青×緑》 (ページ28)

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#ひとつ屋根の下ページ28

藤井流星.

最初の頃は朝起きていちいち驚いていた

なんでおるの？って。笑

生活にもだんだん慣れつつ季節は秋に

お腹の子は4ヶ月になりました。

俺より早く起きて朝飯の準備してて
できる奥さんって感じ。

同棲してから部屋は常に綺麗やし、手伝うところが無いくらい完璧にしてくれて帰りを待ってくれる。

なんか、ほんまに、好き度が増してる...

生活を共にしてもっと守りたくなってるし
少しずつ本音とか素の彼女を知れて
幸せやなぁって。日々思う

そんな時やったかな...

近くのスーパーで買い物中

｢ちょっとしんどい･･･｣

って言うからイートインの椅子に座らせました。

顔色を伺うと、少し赤く火照っていて

｢気分悪ない？｣

｢うん。つわりとかじゃ無いけど、、なんやろ。｣

案の定おでこを触るとじんわり熱かった

｢熱あるっぽいな、家帰ろう｣

｢えー、買い物は？｣

｢もう終わり。まだ安定期来てないねんから、
自分の体優先や。｣

家までの道のりは短くて、余裕で会話もしながら歩けてたけど、家に着いて時間が経つ度に体温は上がっていく

薬飲まされへんから冷えピタしか貼れんくて

辛そう。

｢ただの熱やから大丈夫。気にせんといて｣

そう言うけど...

どこか心配している自分がいた