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# ページ22

淳子.









望の泣きそうな電話で言われた病院に

いつもは乗らないタクシーを拾って行きました





心がざわついて落ち着いてられません。





赤ちゃん、大丈夫かしら...


それより智子も心配やし、もし流れていたら

どう声を掛けてあげたらいいのか




最悪な事ばかり考えてしまいます。









病院に着いて、伝えられた病室を早歩きで確認し
スライドドアを勢いよく開けると、
そこには大毅とベッドに横たわる智子。





「智子!大丈夫なん!!」


駆け寄ったんですけど返事はありませんでした







大毅「おかんうるさい。姉ちゃん、寝てるだけや」

冷静な声で諭されました







「それでお腹の子は!?
智子は大丈夫なん?どないして倒れてたん?」





大毅「それは先生から直接聞けって、
でも...あんまし良くない。。。」









それは大毅の言う通りでした。


先生の説明によると、




「切迫流産」だそうです。









流産はして無いけど、なり得る可能性があり

約5日間の入院

絶対安静が言い渡されました、、、。









こんな事4人の子供を育てた私も初めて





もう少し無理をしていたら

赤ちゃんは流れていたそうです。









まぁ、1歩手前で安心はしたけど


この先からが不安やね。

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作者名:匿名希望 | 作成日時:2018年11月18日 16時

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