#真夏の日 ページ20
大毅.
兄ちゃん仕事
じいちゃん老人ばっかりのカラオケ
お母さんは町内会の集まり(おしゃべり大会)に。
最高の一日の始まりや!って
朝一から望と
クーラーガンガンにしてお菓子食ってゲームして
寝て、またゲームして・・・
を繰り返してた。
昼過ぎたあたりかな、昼飯食ってたら2階で
バタンっ!って音がしてん。
なんかさ、この時ちょっと怖かって1人で2階行けんくて望も連れていってみたら、
廊下には何もなかった
大毅「これ...泥棒やったらどうする?」
望「どないもあらへん、こんな家入って何盗むねん」
コソコソ話しながらドアを開けていきながら
思い出したのは、この家にはもう1人いること。
大毅「まって、姉ちゃんおるやんな?」
なーんでこんな事でビビってんねん。笑
もうそっから恐怖心なんて無くて、ホッとして
躊躇なく部屋のドアを開けた。
「姉ちゃんおんのー?」
そしたらな、
うずくまって姉ちゃん倒れててん。
しかも
すっごい痛そうな顔して。
望「姉ちゃん!どしたん!」
「痛ぃ...!おねがいっ、ぁ...赤ちゃん、助けて...!」
どうしてこんなんになってるか全然分からへん
でも、すごい痛そうやし、お腹押さえてるし
緊急事態や。
もってるスマホで119番して
言われる内容を何度も聞き直してしまったけど、
とりあえずこっちに向かってきてくれる事になった。
でもそれまでどないしてええか分からん。
大毅「望!藤井さん呼んでこい!」
俺、何故かそう叫んだ
それで望もパニクってるから走って飛び出して
藤井さんを呼びに行った
「救急車呼んで...」
大毅「うん!今救急車呼んだから!待っててや!」
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作者名:匿名希望 | 作成日時:2018年11月18日 16時