~INCOMPLETE~《赤》 (ページ7)

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重岡大毅.

彼の事が怖くなった＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

優しいお兄さんを台車に何度も叩きつけ

何度も殴って

容赦なく首を絞めていた

それでも何故か狂気は感じない

いつもと変わらん表情で、目は優しそうだった

先生が駆けつけた頃には、いつものお兄さんは

血まみれ。

神山｢離せ！！小瀧！！｣

いつも怖めの看護師さんに怒られてるくせに
こんな時は見向きもせず、ひたすら首を絞めてた

この病院にこんなに先生居たのかってぐらいの人数がやって来て結局、濵田先生に脇を固められて部屋の中へ連れ込まれて行った。

中間｢もう見んな、中入っとけ｣

険しい表情で言われた

最後に見た風景、

俺らの昼飯はぐちゃぐちゃに散らかって

壁には血痕

床にはお兄さん

改めて思い返すと気分が悪い。

我慢出来んくて、洗面所に吐いた。

あいつの本性はなんや...

俺もいつかやられるかもしれん...

どうすればええの･･･

謎の恐怖心で震えが止まらない。

隣にいると思うと、夜も眠れなかった。