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#35 ページ37
小瀧望.
俺が兄に会えたのは、遺骨になってからだった。
無残にも箱に収まる程小さくなって
身内は俺しかいないから、受け取った。
お墓も仏壇も無い
葬式なんて開いたって人は集まらないだろう。
生きてきた中で1番気持ちが沈んでる
どうやって家にたどり着いたかも分からない程
心は落ち込んでいた。
どうして俺を生かしたのだろう…
生きてるからこそ強く思う。
でもそんな答えは紙に書いてあるだけで
口から直接聞けることはもう二度と無い。
いつまでも、自分の犯した罪を償えってことかな。
自分めっちゃ逃げてるくせに。笑
中間先生はこの事がきっきで仕事を辞めた
�陲舛磴鵑砲�｢こんな事、二度とすんな。｣って怒られた
俺がきっかけでみんなの人生を変えてしまったような気がして申し訳ない。
もう誰とも関わらずに生きていくことが
俺の与えられた使命なのかも。
今日も1人でひっそり工場で働きます。。。
.
.
.
END.
終わり
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作者名：匿名希望 | 作成日時：2018年9月9日 13時
