だってそうじゃないと『アズカバンの囚人』 (ページ27)

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332話ページ27

｢何がご覧になれます？

そこには真実が読み取られるのを待ってます！まるで書物のように！

まずは心を広げて、見るのです！この俗世の彼方を！｣

｢馬鹿げてるわ。｣

｢どっから湧き出たの？！｣

｢ずっといたよ？｣

｢そこのあなた！おばあさまお元気？｣

当たったのはネビルくんか。

｢元気だと思います。｣

｢本当にそうかしら、カップを…あぁ〜、ん〜、かわいそうに…｣

…え、こわいこわいこわい

｢あら、あなたは…ヒィっ！バジリスク！闇におちる寸前よっ…｣

｢…寸前、ですか…あはは、面白いこと言いますね。｣

｢えぇ、それもすぐに…｣

｢…あはは…｣

｢っ！あなたは、死のオーラが出ています！あなたは彼方の世にいるのね…｣

｢はいっ！｣

｢いや、はい、じゃないでしょ…｣

｢カップに何が見えますか？｣

｢ええっと…ハリーのカップはねじれた十字架だから、

試練とか困難が見えます、

後は、えっと…太陽！

これは大いなる幸福を意味する、だから…君は苦しむけど、それがとっても幸せで…｣

｢はっ、はぁ〜？！｣

今度は何？！