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68話 ページ20
｢この授業では杖を振ったり馬鹿げた呪文を唱えたりはしない。
いいかな？
魔法薬調合の微妙な科学と芸術的な技を諸君が理解できるとは期待していない。
だが、一部の素質のある選ばれたものには伝授してやろう。
人の心を操り感覚を惑わせる技を、
名声を瓶の中に詰め栄光を醸造し死にすら蓋をするそういう技を。｣
よくそんなにながく喋れるなぁ…考えてきたのかな？
メモしながら聞いているとまた聞こえてきた。
｢ところで、諸君の中には自信過剰の者がいるようだ…
すでにホグワーツに来る前に力を持ってるからと授業など聞かなくてもいいというわけだな。
……まだ手を休めないか？ん？
Mrグレイ？｣
｢！す、すいません…自信過剰のつもりはなかったんですけど…｣
怒られちゃった…いつメモを取ればいいんだろう？
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作者名：名無し | 作成日時：2023年8月9日 1時
