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ここに来て何時間経っただろうか
窓から差し込んでいた微かな光は
完全に消えていた
そのせいでか寒さが増している
��だーれも来ないね��
『来なくて結構よ』
��ホント腹立つ女��
ずっと硬い床に座ってるから
あちこちが痛い、蹴られたところも
ふかふかのベッドで寝たい
猛がぐちゃぐちゃに踏みつぶした布団の上でもいい
あー、まただ
直ぐに猛のことばっか
そんな自分に嘲笑的な笑みが漏れた
��何笑ってんのよ、気持ち悪い��
『私ってね、猛がいないとダメなの』
��は？��
『猛が居ない世界を知らないの』
『私より先に生まれてるからね？』
��今すぐ黙らないと、私が黙らすよ��
『昔さ、猛と約束したの』
『最近その日の夢をよく見るんだけど、何約束したか全然思い出せなくて』
��黙れって言ってんよ！��
イラついた様子で私を蹴り飛ばした
それでも私の口は止まることを知らない
『でもね、さっき思い出せたの』
『猛さ私にね？一生守ってやるからずっとそばに居ろって』
『まだ小学生の時とかだよ？』
��それ以上私のことを怒らせない方が身のためよ��
胸ぐらを力強く掴まれた
『考えたらいつも猛が私のことを助けてくれたのって』
『あの時の約束を覚えてたからなんだって』
『だから…』
��もう、し ね��
私を思いっきり床に叩きつけて、腕を高く振り上げた
もう、ダメだと
そう思った時
倉庫のドアがバンッ！と音を立てて
すごい勢いで開いた
��なんで、ここが…��
「よう、かくれんぼはもう終わりだ」
『、猛』
「A、よく頑張ったな」
実は心のどこかで
猛なら探し出して助けてくれる
そう感じていた
『猛後ろ！』
数時間前に見たヤクザ達が
一斉に猛へと襲いかかる
けど、それをもろともせず
恐ろしい速さで彼らを倒していった
「おい、Aから離れろ」
��無理、だと言ったら？��
「それなら…てめぇを倒すだけだ」
真理子ちゃんはそこら辺に落ちていた
鉄パイプを持って猛に殴り掛かった
何度も何度も、殴り掛かるが
いとも簡単に避けられていた
��逃げてんじゃないわよ��
「おいおい、油断してんじゃねぇよ」
猛の蹴りが彼女のお腹に入った
男女の力差か、彼女は床に倒れて
気を失っていた
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鈴美歌 - 番外編見たいです！ところで、周りの人達からの誤解は解けたのですか？ (2020年11月25日 20時) (
レス) id: 5ffb6e02ad (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - 番外編楽しみにしてます！！ (2019年8月10日 23時) (レス) id: e3b18756f5 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ｡(プロフ) - めっちゃいいです！番外編みたいです！ (2018年12月21日 5時) (レス) id: a903ad2ed7 (このIDを非表示/違反報告)
KYamasita0409(プロフ) - 番外編みたいです！ (2018年12月18日 18時) (レス) id: 0e985037ed (このIDを非表示/違反報告)
貴恵(プロフ) - 続編楽しみに待ってます！！！凄くキュンキュンしちゃいました笑 (2018年12月17日 20時) (レス) id: fab38b17d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれん | 作成日時：2018年12月11日 1時
