メイド喫茶 ページ36
「……ここ？」
メイド服を身に纏った女子の絵が描かれた自動ドアが開く。
「あのさ、なんで俺が先頭？」
「一番女子に慣れてそうだから？」
「えぇー？」
納得のいかない顔でなんだかんだ先頭は進む。
「「おかえりなさいませ！ご主人様！！」」
「十三名様ですね？こちらにどうぞ！」
メイド服を身に纏った綺麗より、可愛いに寄せた女性たちが出迎えてくれた。
「これが、メイド喫茶……」
「ご注文は何にいたしますか？」
「え？はい、えーっと……な、なんだよこれ……！」
円堂が見たメニューはメイド喫茶でのメニューという意味では、普通の料理名がずらりと並んでいた。
「大丈夫かな……」
人数的にどうしても余るため一人、カウンター席に通された悠里は、メイド喫茶に緊張しまくっている一部メンバーを見守る。
「……まぁメガネくんが上手く対処してくれるでしょう」
「ご注文は何にいたしますか？」
「あ、俺は……どうしよう。おすすめってありますか？こういう所に来るの初めてで、よくわからないんですよ」
「うーんそうですねぇ。魅惑のドキドキハーブティーなんていかがでしょう？」
「あ、じゃあ、それでお願いします」
一番慣れていそうという予想は案外間違いではなく、口に出すのを躊躇うメニュー名を口に出すことなく注文に成功していたりするのであった。
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雨(プロフ) - アカヤさん» ありがとうございます！再開するので楽しんでいただけると幸いです！ (2021年3月18日 0時) (
レス) id: 9167c7bcd3 (このIDを非表示/違反報告)
アカヤ(プロフ) - すごい面白いです！更新お待ちしております！ (2020年10月3日 20時) (レス) id: c94cddf62e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨 | 作成日時：2020年2月9日 20時
