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150話 ページ9


「……怒らないのか?」







『それって何に対して?
東卍に入ることだったら、私は部外者だから決定権もないし
総長の万次郎が許可したらそれでいいでしょ。』









「だってお前は黒龍にも思い入れがあるだろ
真一郎くんが残したチームなんだから」











『……だとしても、もう意志は残ってないよ。


ただ暴れたい、存在を誇示したい、
その為なら周りを巻き込んでも構わない………


そんなチームだったかよ、初代黒龍は。
お前が惚れた相手はその程度だったか?』









「………っ」








九井
「ちょ、っと待て。

お前は結局東卍のなんなんだ?隊員じゃねえのに
今回のも乗り込んで来ただろうが。

初対面のときにも"うちのに何か用"みてぇなこと
言ってたからてっきり東卍の重要人物だと……」












『私が一方的に、アイツらを保護対象としてみてる。
最近の喧嘩は妙にきな臭いからな
私ができる範囲で守ってやりたいだけだ。

それに、真一郎くんに万次郎達のこと
目をかけてやってくれって頼まれてんだよ。』











「……真一郎くんは、お前に信頼を置いてたからな」










『こんな年下の女にな、変な人だったよ』







九井
「でもお前ら、イヌピーが前の黒龍に入ったときには
会ってなかった筈だろ、なんでそんなに親しいんだ」








『一応、幼馴染だったからな。
学校は違うとこだったし会う回数も少なかったけど…
もしかしたらお前ともどっかで会ってるかもな』








九井
「お、幼馴染……!?そんなの聞いてねえ!」










「あれ、言ってなかったか?」








九井
「言ったと思ってたのか……
じゃあ久々に再開した幼馴染ボコって
その兄弟に言う事聞かせてたってことかよ……」








『うわ、改めて聞くとサイテイだなお前←』










「だから謝ってんじゃねえか…………」









『まーとりあえず、東卍に入るなら今までのやり方じゃ
認めらんないんじゃない?

つーか私が認めてやんないし、裏切りも許さん』








九井
「……。」









『私にやった事、他の奴にやったら
今度こそ許さないし徹底的に潰す。

……忠告はしたからな。』










「……わかってる」









『じゃあ、私は用があるから。
これ私の分のお金ね。』









九井
「……ああ。」

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琉生(プロフ) - 月奏星さん» コメントありがとうございます!設定確認してきました、改善できましたでしょうか… (6月21日 22時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、1番最初から見たいんですけど見れなくて、 (6月21日 17時) (レス) id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - 未雪姫さん» コメントありがとうございます!今自分で考えては泣いて考えまくってるのでどうか後ゆっくりお待ちください…! (6月18日 21時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
未雪姫 - 過去が重すぎて泣いたんですが‥‥しっかりハピエンにしてください! (6月11日 19時) (レス) @page28 id: 2caf6a868c (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます!訂正いたします.ˬ.)) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉生 | 作成日時:2022年7月18日 22時

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