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152話 ページ11

大寿くんについて行って部屋に入ると
スイートルームか?と思うほど綺麗で広い部屋に通された。

あれ、大寿君ってもしかしなくても金持ち?
まだ高校生だよな???←



ドカッとソファーに座った大寿は
正面に座れ、と顎で指示してきたので大人しく従う。

うわ、ふっかふか!!!なにこれ!!!!
めっちゃ自分がソファーに沈むんだけど!!

なにこれ楽しーー!




と内心思っていたのが表情に出ていたのか
大寿から「危機感がねえ…」と言葉が漏れた







『このソファーふっかふかだね!(たのしー!!)』







大寿
「お前本当にバカなんだな」←







『アハ、超失礼なんだけど』







大寿
「で?お前はノコノコと俺のとこに来たわけだが」









『女にやり返すような奴だとは思ってないから
私はここにきたわけなんだけどね。

私の正体についてと、私の話聞くのどっちが先がいい?』








大寿
「正体についてだ。
その内容に納得がいかなければ話は聞かない。」








『えぇ……納得いかないとかあるのね

じゃあ自己紹介からしよう。
雪代A、高2、渋谷女子高生
雪代荒牙の妹で喧嘩には慣れている。
東卍に知り合いが多いから保護対象としてみてる。
乾とはだいぶ疎遠になってたけど幼馴染、
……そんなとこ?質問は?』







大寿
「喧嘩に慣れている理由」







『私は荒牙の片割れとしてチームを組んでた。
……数年前まで、前線にいた。』







大寿
「片割れ……チームは」







『人狼一家、少数精鋭で名前は荒牙以外偽名で活動してた
私は……ナナシって呼ばれてた』






大寿
「ナナシ、な…………送り狼だったか」






『よく知ってるね……
私を弱そうだと思って近づいてきた奴らがやり返されて
勝手にそういうふうに呼ばれたんだよね……

その呼ばれ方のせいで女遊び激しい奴だと
思われてた時期もあったなあ……女なのに……』







大寿
「性別は隠してたんだろ。
容姿は中性で黒髪、荒牙と同じような襟足が長い髪型。
マスクを常にして、特攻服は真っ黒。
目の下にある2つのホクロと多数のピアス
一つが雪代荒牙と対になっているものを付けている。
声を聞けば一発で女とわかるから無口だった。」







『待て待て待てなんでそんな詳しいんだ
名前だけならまだしも容姿は会ったこと無いのに?』←









大寿
「一度、会ってる」

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琉生(プロフ) - 月奏星さん» コメントありがとうございます!設定確認してきました、改善できましたでしょうか… (6月21日 22時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、1番最初から見たいんですけど見れなくて、 (6月21日 17時) (レス) id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - 未雪姫さん» コメントありがとうございます!今自分で考えては泣いて考えまくってるのでどうか後ゆっくりお待ちください…! (6月18日 21時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
未雪姫 - 過去が重すぎて泣いたんですが‥‥しっかりハピエンにしてください! (6月11日 19時) (レス) @page28 id: 2caf6a868c (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます!ご指摘ありがとうございます!訂正いたします.ˬ.)) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉生 | 作成日時:2022年7月18日 22時

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