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規則正しい機械音が俺の精神を安定させていた。
救急車に運ばれた如恵留は何回も嘔吐を繰り返していた。
そして,意識レベルがドンドンと低下して行った。
痩せ細った顔をして,肌を青白くしている如恵留を見て涙が溢れた。
10年近く一緒にいるライバルに親友にメンバーに俺は何を見ていたのだろう。
真っ白な病室で海人に肩を支えられながら俺はひとしきり泣いた。
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White side
規則正しい機械音と右手に違和感を覚えて目を覚ました。
違和感を覚えた右手を見てみると点滴が刺さっていると共にしめと海人が俺の腕を枕に寝ていた。
「…んん…」
「…如恵留っ!!」
2人が一斉に起きると俺のことを見るなり涙を溢した。
「馬鹿っ!!馬鹿馬鹿馬鹿っ!!」
起きるなら馬鹿を連呼するしめにやっちゃったな と反省をした。
「カフェイン中毒だって。
頭の良い如恵留なら知ってるでしょ?
また,余計な事考えて,無理したんでしょ
俺らは,そんなに頼らないかよっ!!」
しめに怒られたのはいつぶりだろう。
「…ごめん本当にごめん…
勉強しないとtravis Japanに貢献出来ない
と思って…。
心配かけないようにって…」
馬鹿だと思う…
メンバーを泣かせて,心配させて…。
お医者さんに珈琲を辞められるか問いかけられたが
今のメンバーが「二度と同じ事を合わせないように俺らで見張ります。」としめが断言した。
家に帰るとメンバー全員に怒られたと共に俺の食トレが始まった。
のはまた後ほど…。
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Riku(プロフ) - マンさん» 本当にすみません。こちらでは自信がないので一旦Twitterの方で書いているのでそちらを見て見て下さい。お願いいたします。 (2020年10月17日 23時) (レス) id: e482648375 (このIDを非表示/違反報告)
マン(プロフ) - あのぉ小説のパスワード教えて下さい (2020年10月17日 22時) (レス) id: 9023ca217c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Riku | 作成日時:2020年9月6日 10時