MAFIA

本当の目的 ページ26

私は仲間を見くびっていたようだ





『それが目的で私を呼びだしたの？』





ダ「さぁな……とりあえず答えろ」






なにか焦ってるようにしか見えない
目が少し泳いでる






『そうだね………』






私はそう言ってダーマに回し蹴りをした






ﾄﾞｽｯ





ダ「ぐっ………てめぇ……」






ダーマはバタンと倒れながらも
スマホを取り出し
なにかのスイッチを押したかのように見えた






ダ「お前を………パーティには……行かせねぇ……」






色々と情報が出てくるな





私はこの時なんでこんなことを言ってしまったんだろう





『お前は私のことを知らねぇくせに
わかってる口調でいうんじゃねぇ！』
パァンっ！






ダ「っ………」






ダーマの腹部に弾を撃った





命を落とさない程度に……





『……やってしまった』





モ「いたぞ！」





マ「ダーマ！！！」





ｸｿｯ……応援が来てしまった






私はその場から逃げるように
ダッシュして消えた





モ「A！！！待ってくれ！」





マ「モトキ！ダーマを早く運べ！」





そんなことが大声で聞こえてきたけど





パーティの前に計画がバレてしまった






絶対拘束されると思って
ダーマを蹴った時に出てきた銃を取って
撃ってしまった






「ふっ……これで戻れないな」






「計画通りですね」





「早く事務所に来るように連絡を」






「はい」

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