学園の王子達はイジワルさん(Fischer's)

第49話 ページ50

その時だった




ﾊﾞｧﾝ!




その姿は記憶を無くす前に見た光景の一緒だった





『なんで……ここに……』





シルクに抱きしめられると
その時の記憶が蘇った





私とりょうはどっちの両親からも認められた
婚約者だった





けれど私が会社の正式跡取り娘として
記者会見したその日





りょうが留学でアメリカに行くと聞いた
しかも出発日はその日だった





それを聞いた私は記者会見を終えてすぐに
空港へ向かった





ちょうど空港の中へ入っていくりょうを見かけて





『りょうくん！！』





りょうは気づいて後ろを振り向いてくれた





けれど…私は車に気付かずそのまま向かった




ﾄﾞﾝｯ!
――――――――――――――




『思い出したのはこの時のやつかな…
当たってる？』





シ「空港のやつは当たってるよ」





モ「あの時俺達もいたからよく覚えてるよ」





『そうなんだ………』





みんながシーンとした時
私はとある疑問をりょうにぶつけた




『りょうくんさ
なんで私に留学の話してくれなかったの？』




りょうは少し沈黙したが
すぐにこう言った





シ「お前の両親から口止めされていたんだ
記者会見に影響がないように行きなさいって」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
作者より……




中途半端な終わり方ですが
これで一章は終わりです





題名の通りにあんまりなってないって感じしますけどそこは許してください！







お気に入り登録100人越え！
ありがとうございます！
第2章あるのでぜひみていってください！

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