学園の王子達はイジワルさん(Fischer's)

第10話 ページ11

？「あれ？Aさんとみくさんだ」





後ろから声をかけたのはモトキさんだ





『おはようございます』





モ「おはよう」ﾆｺｯ





このニコニコ顔が女子は惚れるんだ〜とか思いながらジッとモトキさん






モ「えっと…俺の顔なんかついてる？」





『あ、ぼーっとしてたよ(笑)』





み「A本当にぼーっとするの多いよ(笑)」






『いつもみたいな言い方しないでよ(笑)』





み「本当だよ」






みく…真顔してこっちみないで怖いよ





マ「あれ？モトキが女子と喋ってる珍しいな」






そう言って走ってくるマサイさん






キャー！と歓声が湧き上がる






まぁイケメンだ
それ言ったらファンにやられそう





モ「おぉ！マサイ(笑)
Aさんとみくさんだよ昨日シルクと話してた人だよ」





シルクというワードが出ると固まる私






マ「自惚れとか言ってた人だ(笑)
お前よくシルクファンに〇されなかったな」






やっぱあいつにもファンっていうものがあるのか






あんなやつどこがいいのか全く分からない






そんな話をしていると





シ「おーい！マサイ！モトキ！」





げっ……噂したら来るし






『みく行こっ』





み「えっ…ちょっとA！」






私はそこから逃げるように学校の中へ入っていった






マ「お前やっぱ好かれてねぇな」






モ「入学式にあんなこと言うからだよ」





シ「いいじゃねぇか(笑)
いずれ俺たちと関わるんだよ」





そんな会話聞こえないけど






あいつと関わるのは嫌だ！と歩きながら考えていた

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