第2話 〜出会い〜 ページ3
･
･
･
「LeBlanc」のバーテンダーであるAは、夜に仕
事があるので、昼は自由に過ごすことが出来る。
夕暮れを眺めながら、川沿いの道をゆっくりと散歩
していた。
その時、1台のバイクが音高く通り過ぎて行った。
更に列を組んで訓練をしている軍警が通り過ぎた。
Aにとってこの光景を見るのはは日常的になって
いる。
しかし、今日はいつもとはひと味違うそうだ。
川辺に白髪の綺麗な瞳を持つ少年を見つけた。
いや、襲われた。変な意味はない。
「か、金を出せ!!そうじゃないと…!!」
A「お金…ですか？手持ちが少ないのですが…」
少年は驚いた。この状況で平然としていられる目の
前の女に。
「そ、それだけでもいい！早く…！」
A「あの、すみません…後ろ…」
少年が後ろを振り向くと、両脚だけが見えるように
して、人が流れていた。
「いやぁ…これは流石に…って何してるの?!」
少年が悩んでいる間に女が服を脱ぎ始めた。
A「何って…人命救助のための準備ですかね？」
川の脚にカラスがとまり、つつき始めている。
「ああ！もう！ええい！」
水飛沫を上げ少年が川に飛び込んだ。
女はそれを感心したように見ている。
「ハァ…ハァ…」
A「大丈夫ですか？」
「う、うん…」
その直後、男性の目がかっと開いた。
「川に流されてましたけど…大丈夫ですか？」
「助かったか。ちぇっ」
「ちぇっ？」
「君たちかい？私の入 水の邪魔をしたのは」
A「入 水？」
バーテンダーであるAは相談事をよく聞いたこと
があるが、自 殺まで自分を追い込んだケースは極め
て稀なのだ。
「なんと美しい…！」
長身の男性はいきなり、Aの手を握ってきた
A「え？」
「綺麗な闇のように黒い髪、宝石のように澄んだ赤
い瞳、絹のような白い肌…どうか、私と心 中してく
れませんか…！」
A「ごめんなさい」
「即答かい？！」
「そ、それより！入 水とは…？」
「知らんかね、入 水。自 殺だよ」
「じ、自 殺?!」
「そう、私は自 殺しようとしていたのだ…それなの
に君が余計なことを…」
「えー…なんか僕怒られてる？」
「とは云え、人に迷惑をかけないクリーンな自 殺が
私の信条だ。」
「だのに、君たちに迷惑をかけてしまった時点でそ
れはこちらの落ち度…なにかお詫びでも…」
お腹の音が盛大に鳴る。
「空腹なのかい？少年」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーアイテム
檸檬(爆弾)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無月(プロフ) - コノハさん» コメントありがとうございます！更新が遅れてしまい申し訳ございません！続きの方をこれからたくさん執筆していく予定ですので、ご愛読、応援よろしくお願いします！ (2018年7月6日 14時) (
レス) id: 377141de70 (このIDを非表示/違反報告)
無月(プロフ) - 彼岸花さん» コメントありがとうございます！更新がとても遅れてしまい申し訳ありません！これから、また頑張っていこうと思っていますのでご愛読、応援よろしくお願いします！ (2018年7月6日 14時) (レス) id: 377141de70 (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - とても良かったです！！続きが気になりますね！楽しみにしてます (2018年6月16日 21時) (レス) id: bda9d23ff8 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花 - 面白かったです。更新楽しみに待っています。 (2018年5月30日 23時) (レス) id: c059ebfed1 (このIDを非表示/違反報告)
憂月(プロフ) - 絵が完成しましたのでURLの方貼らせていただきます。(image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/2/5/d/25d8c87cd0a5233123f720211c5eeb39.png)私好み寄りになってます((やり方がいまいち分かってないのでちゃんと載せられていなかったらすみません… (2018年5月10日 15時) (レス) id: 8f4835c4f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無月 | 作成日時：2018年4月22日 0時
