【実況者】クリスマスは独占したい【全身組】 (ページ6)

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光とクリスマスｰレトルトｰページ6

街ゆく人々、イルミネーションの眩い光、そして愉快なクリスマスソング

レ「待たせてごめん」

『大丈夫だよ！』

履きなれないスカートに少し背伸びしたヒール付きのブーツ

(私、今イルミネーションデートに来てるんだ…！)

まるでドラマのようなシチュエーションに心が踊る。

レ「Aちゃん？」

『あ、ごめん』

「ほら、行くで」と私の手に指を絡める彼。

(こ、恋人繋ぎ！？)

「こうせんと、はぐれるかもしれんやろ？」とイタズラに微笑むレトさんに私は戸惑う。

こんなに積極的なレトさんなんて見たことない。

でも、慣れてないのか少し俯き顔を赤らめてる姿が可愛くて私は思わず笑ってしまう。

レ「変やって思ったやろ」

『ううん、かっこいいよ』なんて普段言わないようなことを私が言うとそっぽを向いてしまった。

(…照れてるのかな？)

そう思っていた私にレトさんは小さな声で「Aちゃんもかわいいよ」と言う。

少し驚いたけど嬉しくて私は繋いだ手をぎゅっと握った。