Episode26 ページ27
キ「さあ、どうしようか?なぁ、フジ?」
フ「…今考えてる。
というか、キヨいつの間にAちゃんの家に盗聴器を?」
キ「え?俺、結構前から仕掛けてたよ」
俺がそう言うとフジは明らかに引いた顔をする。
フ「アイツらのヤってる声丸聞こえなんだけど」
キ「ちょうどいいBGMだろ?」
フ「お前、可笑しいぞ?」そう言いながらフジは盗聴器の音声を切る。
自分でも可笑しいことはわかってる。
でも、間接的だとしてもAの声を聞けるのが嬉しいんだ。今日はヒラの声が邪魔だけど。
フ「ちょっとは真面目に考えよう」
キ「真面目に考えてるし」
と言ったはいいもののどうしたら、ヒラを悪にしてAを俺のもの…いや、俺達のものにできるのか、考えようとするけどなかなかいい案が浮かばない。
そして、かなりの時間沈黙が流れた。
(…いい案思いついたかも)
俺が口を開けようとすると静かな部屋にフジの声が響く。
フ「盗聴器か……俺、いい事思いついたんだけど」
キ「奇遇だな、俺も」
待ってて
たくさんアイシテあげるから
嘘偽りのないアイで
嘘にアイサレテ
fin
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*:まりな:*(プロフ) - きりあさん» 突然ですがやっぱ冬休みだと良いですね!こうやってきりあさんと会話出来ることが嬉しいです!(ちょっと気持ち悪い気がするw) (2019年12月27日 14時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - *:まりな:*さん» こちらの作品も読んでくださりありがとうございます!!更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!!! (2019年12月27日 9時) (レス) id: 4857d8c110 (このIDを非表示/違反報告)
*:まりな:*(プロフ) - すごい好きなお話です!更新めちゃんこ楽しみにしてます!これからもよろしくお願いします! (2019年12月27日 0時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりあ | 作成日時:2019年12月6日 21時