Episode43※ ページ4
ﾄﾞｻｯ
『えっ…！？』
レトさんにベッドに押し倒された。
さっき、レトさんを押してしまったせいだろうか、両腕を押さえつけられて反抗できないようにされている。
レ「その五月蝿い口チャックせんとなー」
そう言いながら顔を近づけてくる。
『やめっ…！』
レトさんと私の唇が触れる。
反射的に私は息を止める。
ぎゅっと閉じてた口をこじ開けられヌルッとレトさんの舌が口内に入ってくる。
いや、ねじ込まれる。
『んっ…』
生理的な涙が頬を伝う。
しかし、レトさんはなかなかやめてくれない。
クチュ、クチュといういやらしい音が部屋中に響く。
息を止めていたせいか次第に息が苦しくなってくる。
お願い…もうやめて…！そう心の中で思ったってなんの意味もない。
それから数秒後やっと私とレトさんの唇が離れた。
『…はぁ…はぁ………はぁ…』
頭が真っ白で口の端から垂れてくる唾液を拭っている余裕なんてなく、私は荒い呼吸を繰り返す。
レ「息止めてたとか可愛すぎるんやけど。
…泣いてる顔そそられる」
私は何も言うことができず、ただ恐怖に怯えていた。
まさか、キヨとじゃなくてレトさんとしてしまうなんて…。
ごめんねキヨ…。
本当にこんな彼女でごめん…。
キヨに届くわけないけど、心の中で謝る。
レ「忘れてた。
朝ごはん持ってくるから待ってて」
まだ、なにかされるかもと思っていた私はほっと胸を撫で下ろす。
ドアに向かって歩いていくレトさんを見ていると、突如こちらに振り返る。
私は反射的に体を強ばらせる。
レ「言い忘れてた。
次、俺に反抗するような事したら…Aちゃんだけやない、Aちゃんの大事な人も痛い目に会うことになるからな」
そう言い残し、部屋から出ていってしまった。
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*:まりな:*(プロフ) - 見させて頂きました！もう、2週目してきますw (2019年12月26日 23時) (
レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - *:まりな:*さん» 他の作品まで…めちゃくちゃ嬉しいです！！本当にありがとうございます！！！ (2019年12月23日 22時) (レス) id: 4857d8c110 (このIDを非表示/違反報告)
*:まりな:*(プロフ) - 他の作品でも見させて頂きます！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 8時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - *:まりな:*さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！！コメント嬉しいです！！これからも、ほかの作品の更新や新作を書いたり頑張りますのでよろしくお願いします！！！ (2019年12月21日 23時) (レス) id: 4857d8c110 (このIDを非表示/違反報告)
*:まりな:*(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからもよろしくお願いします！体調に気をつけてください！応援してます！ (2019年12月21日 23時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりあ | 作成日時：2019年9月28日 20時
