Episode05 ページ6
フ「あのさ、Aちゃんに言わないと行けないことがあるんだ」
『え、どうしたの？』
これは高校３年生の学校帰りのこと。
この日は珍しく彼氏であるキヨの部活の終わりが遅いため、フジくんとヒラくんと一緒に帰っていた。
フ「キヨの家でこれ見つけたんだ」
そう言ってフジくんがカバンから日記帳のようなものを取り出す。
そのノートの表紙には"Aのノート"と
書かれていた。
私はフジくんに促されそのノートを開く。
ノートの中には…
Aは俺のモノ、俺のモノ、俺のモノ…と綴られてあった。
さらに見ると、拘束する方法、閉じ込める方法や私への愛などがびっしり書かれてあった。
『フジくん、これ本当にキヨが書いたの…？』
フ「間違いないよ。ヒラがキヨの家から見つけてきたんだ」
ヒ「うん。
Aちゃん悪いことは言わない、キヨと別れた方がいいよ」
『…でも』
私は本当にキヨのことが好きだった。
今だってキヨがこんなことを考えていたなんて信じられない。
信じたくない、信じたくない…。
けど、怖い…。
フ「Aちゃん何かあってからでは遅いんだよ」
ヒ「そうだよ。絶対に別れた方がいいよ。
キヨは優しいフリしてAちゃんを閉じ込めたいとかって考えてるんだよ」
『うん。そうだよね…。
でも、ちょっと考える時間がほしい』
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きりあ(プロフ) - コメントありがとうございます！！ゆっくり更新頑張りますね！ (2019年8月4日 14時) (
レス) id: 974da6ea62 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - すこでしたね…続きが楽しみです！ゆっくり更新頑張ってください！！ (2019年8月4日 11時) (レス) id: b9841a7a9b (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - コメントありがとうございます！頑張って更新しますのでこの作品を引き続きよろしくお願いします！！！ (2019年7月30日 23時) (レス) id: 974da6ea62 (このIDを非表示/違反報告)
Eva - 続きが気になります^^* (2019年7月30日 23時) (レス) id: a1f2b3bb01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりあ | 作成日時：2019年7月19日 18時
