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Episode03 ページ4

キヨside

イベントの打ち合わせが終わり、俺はレトさんと共に自宅を目指し歩いていた。


レ「打ち合わせ俺らほぼ何もしてなかったねー」


キ「俺は割と頑張ってたから」


レ「え?遅刻したくせにー?」


キ「うるせえ!実況撮ってたんだから仕方ねえだろ!!」


レ「キヨくんはその日暮らしだからねー!」


俺はレトさんといつも通り他愛のない話をしながら歩く。


前方をみるとナンパだろうか?


男性に詰め寄られてる女性がいる。


レ「あれ、もしかしてナンパ?」


キ「かもな」


すると、ナンパしていたであろう男性が大声で言葉を発する。


男「おい!逃げんなよ!
俺と一緒にこいつってんだろ!」


『嫌ですッ…!!離してください!!』


そして、女性から悲痛な叫びが聞こえる。


でも、周りの人は見て見ぬふりだ。


レ「流石にあれはやばくない?
腕掴まれてるよ!」


キ「俺助けてくるわ!」


レ「え?ちょっ、キヨくん!?」


いつもなら見て見ぬふりをするはずなのに、今回は何故か彼女を見捨てることが出来なかった。


そう、彼女に懐かしさを感じたんだ。



キ「おい!彼女嫌がってんだろ!
手ぇ離せよ!」


自分でも驚くくらい俺は声を荒らげていた。


男「チッ…!」


舌打ちをすると男は何も言わずに走り去っていった。


キ「あの、大丈夫ですか?」


俺はすぐさま彼女に声をかける。


彼女はこちらに目を向ける。


その刹那彼女はAだと確信した。


『…はい。ありがとうござ…』


そう言い終わる前に、Aの身体がぐらりと傾きだす。


やばい…!!


レ「…わっ!俺ナイス!!」


俺が手を伸ばすより先に、レトさんがAの身体を支える。


キ「レトさんナイス!!」


Aが地面に体を打たなくて良かった。


レ「この子、気失ってるみたいやけどどうする?」


キ「問題ねえ。知り合いだしとりあえず、俺の家まで連れてくよ!」


レ「そっか、だから珍しく助けたんか!
でも、彼女に手出したらあかんよ!」


キ「気を失ってるのに手を出すわけねえだろ!」

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きりあ(プロフ) - コメントありがとうございます!!ゆっくり更新頑張りますね! (2019年8月4日 14時) (レス) id: 974da6ea62 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - すこでしたね…続きが楽しみです!ゆっくり更新頑張ってください!! (2019年8月4日 11時) (レス) id: b9841a7a9b (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - コメントありがとうございます!頑張って更新しますのでこの作品を引き続きよろしくお願いします!!! (2019年7月30日 23時) (レス) id: 974da6ea62 (このIDを非表示/違反報告)
Eva - 続きが気になります^^* (2019年7月30日 23時) (レス) id: a1f2b3bb01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりあ | 作成日時:2019年7月19日 18時

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