166話[氷帝マディアム╽：18目] ページ3
滝：「…Aさんのお昼ご飯減っちゃいましたね」
滝はAの顔を下から覗くように見た
私：「ん？あぁ、」
私：(まあ、足りなかったら後で飴でも舐めようかな)
宍戸：「あっ、すみません！俺たち、Aさんのお弁当なのに…」
宍戸は申し訳なさそうな顔をして頭を下げる
私：「気にしなくていいのよ。3人とも美味しいって言ってくれたから私も満足だしね」
向日：「…Aさんって、やっぱり女神様なんじゃねーの？」
芥川：「だからそう言ってるC〜」
芥川は頬を膨らませながら言った
滝：「Aさん、良かったら俺のお弁当のおかず食べませんか？」
私：「えっ？滝くんのお弁当？」
滝：「はい。…今日はなんだかいつもより量が多くて、お好きなのをどうぞ」
滝はAにお弁当箱を見せるように差し出した
私：(と言われても…気が引けるなぁ…)
私：「それじゃあ、このかぼちゃをもらおうかな」
滝：「どうぞ」
と、滝はニコニコしながら言った
私は滝くんのお弁当箱からかぼちゃ一切れ取り出し口に入れる
私：「ん、美味しい！」
かぼちゃは甘く煮てあり、口の中でとろりと溶けた
私：(凄、朝から手間かけられてるなぁ)
滝：「そう言ってもらえると家のシェフも喜びます」
芥川：「おめーの弁当すげー！俺にもちょーだい！」
すると、芥川は滝の弁当を覗き込んだ
宍戸：「今Aさんからもらったろ！」
宍戸は芥川の首根っこを掴み無理やり立たせた
宍戸：「すまねーな」
滝：「いや、大丈夫。それに今日から同じ仲間なんだから」
宍戸：「仲間？」
私：「そう。滝くんもテニス部に入ったのよ」
向日：「なんだ、そーなのか」
芥川：「じゃあ、俺にもちょーだい！」
芥川は滝に両手を差し出し、おねだりをした
宍戸：「じゃあってなんだじゃあって」
私：(慈郎くん…お腹空いてるのかな。すごいな男子中学生)
そしてお弁当も食べ終わり、私は4人と別れて教室に戻った
ーーー
Q＆Aのコーナー
Q：QPお兄ちゃんはその日本人の女の子に会ったら何したいの？
A：そうだな…たくさん話したいかな。あの時の事、会えないでいた時のこと…。でも、ちゃんと話せるか不安だな
ーーー
滝くんの家にシェフっているのか？いそうだけど
see you
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スマホが壊れる - とてもどうでもいい事なんですが、作者さんも中学生なんですね。私は高校受験を控えているんですが勉強する気が起きないんですよ。大変かも知れませんが無理をしない程度にお互い色々頑張りましょう！ (1月4日 21時) (
レス) id: e35b25b471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶琥子 | 作成日時：2023年11月12日 0時
