180話[氷帝マディアム╽:32目] ページ19
私がそうこう考えていると、視線に気がついたのか手塚くんがこっちを向いた
手塚:「あの…、何か用ですか?」
私:「…。」
私:(…かわいい。)
手塚:「…あの」
私:「ん、…あぁ」
私:(…どうしよう)
手塚は不思議そうにAの事を見つめていた
私:「…肘」
手塚:「…?」
私:「肘、気をつけて。それと、入念にマッサージはするように。何か体が変だと少しでも感じたらすぐに病院に行って」
手塚:「は、はぁ、」
手塚は困惑したような顔をしていた
私:(…困惑した顔も可愛い。…まあ、私の言いたいことは言い終わったし帰るか。これ以上邪魔したら悪いしね)
Aは手塚から目を外し、校門の外に向かう
その時、手塚くんにあの人は誰かと質問しに来る子らの声が後ろから聞こえた
〜〜〜
オマケ
榊家の庭園にて
私:(…また迷っちゃった。)
これで何度目だろうか、太郎お兄ちゃんのお家の庭で迷うのは
私:(さすがにもう大丈夫だと思ったんだけどなぁ)
私:(…まあいいや。そのうち歩いてればつくでしょ。最悪メイドさんいるし)
歩きながらAはそんな事を考えていた
メイド1:(Aお嬢様、また迷ったんですね…。あとでさりげなく案内しましょうか)
メイド2:(Aお嬢様は何年経っても方向音痴はなおらないんですよね…というかAお嬢様は方向音痴くらいしか欠点という欠点はない方ですし…)
この後30分ほど歩き、無事に家の中に戻れました
〜〜〜
Q&Aのコーナー
Q:A様は氷帝の受験で満点首席合格でしたが、一体どんな勉強をなさったのですか?
A:(えっ、特に何も…というか小さい時に詰め込み学習したから…)
A:「…。」
A:…そうだなぁ。確かにたくさん勉強したけど、受験だけの勉強というよりかは、その勉強を応用させて別のことを学んだり、受験とは関係ないものでも自分が興味を示したものはなんでも学びましたね。視野を広げるというのも勉強のひとつですからね
「さすがA様ですね!そこに痺れます!憧れますわぁ〜!!」
A:(…うん。上手くいってよかったわ)
ーーー
作者は必死に過去問を解きました。
テストとかって大変だよねぇ。好きでは無いけど自分が頑張った分が点数に出るとすごく嬉しいよね。私は出るタイプじゃないけど
see you
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スマホが壊れる - とてもどうでもいい事なんですが、作者さんも中学生なんですね。私は高校受験を控えているんですが勉強する気が起きないんですよ。大変かも知れませんが無理をしない程度にお互い色々頑張りましょう! (1月4日 21時) (レス) id: e35b25b471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶琥子 | 作成日時:2023年11月12日 0時