174話[氷帝マディアム╽:26目] ページ13
忍足:「さすがにアカンやろ」
忍足は、はぁーっとため息をつく
芥川:「何が?」
芥川はキョトンとしていた
それを見た3人も同じように不思議そうに忍足を見る
忍足:「いや、言わなくても分かるやろ」
向日:「いや言わねーと分かんねーよ」
すると忍足はもう一度ため息をつき、芥川から手を離す
そして、Aの顔をじっと見つめた
私:「…?」
私:(え?…どうしたんだろう)
芥川:「意味わかんないC〜」
芥川はそう言うと、ストローに口をつけシェイクを飲んだ
忍足:「あ…」
芥川:「うめー!つめてえぇぇ!」
私:「ふふっ、それは良かった」
そして私は慈郎くんからシェイクを受け取り、それを飲もうとする
私:(あ…間接きす…)
そう思い、一瞬飲むのを躊躇った
私:(もしかして…忍足くんは私と慈郎くんが間接キスするのが嫌だったのかな…。…何それ可愛い!!)
Aは顔のにやけが出ぬようにシェイクを飲む
私:(ん、やっぱり甘くて美味しい)
忍足はAが嬉しそうにシェイクを飲む様子をムッとしながら見ていた
〜〜〜
オマケ
忍足:(間接キスとか恋愛漫画のドキドキシチュエーションやん…Aさんもそれに気付いてへんし…)
そう思い俺はAさんを見る
忍足:(…綺麗やな)
そして隣にいる芥川にも目をやる
忍足:(こういう事を無意識にする天然キャラってずるいねん)
すると、芥川と目が合った
忍足は少し驚いた
すぐに目をそらそうとすると芥川は目を細め、にま〜っとした顔をする。忍足のことをまるでバカにしている様だった
忍足:(こいつ…間接キスってわかっててやったんか…。前言撤回や、こいつは天然ポジなんかやない。強かな小悪魔ポジや)
〜〜〜
オマケ2
部活終わり
跡部:「A!」
跡部は着替えを済まし、部室のドアをバタンと開け外に出る
跡部はAはどこかと辺りを見渡した
跡部:「…あーん?」
滝:「Aさんならもう帰っちゃったよ?」
跡部:「本当か?」
滝:「うん、忍足達と帰ったと思う」
跡部:「…くっ」
跡部は唇を噛み、悔しそうな顔をする
滝:(ま、景吾くんだけにAさんを独り占めされるわけにはいかないからね。…俺もAさんと話したいし。全く、ライバルは多いなぁ)
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see you
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スマホが壊れる - とてもどうでもいい事なんですが、作者さんも中学生なんですね。私は高校受験を控えているんですが勉強する気が起きないんですよ。大変かも知れませんが無理をしない程度にお互い色々頑張りましょう! (1月4日 21時) (レス) id: e35b25b471 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶琥子 | 作成日時:2023年11月12日 0時