番外編1[榊家にお泊まり:6目・榊side] ページ38
時間が過ぎるのは早いもので、もう部活の時間だ。この時間が終わればもうAは帰ることになる
榊:(名残惜しいな…)
ボールを操る学生たちを見ながらそう思う
Aはどんな風に育つのだろうか。どんな風に成長してどんな人と共に過ごすのだろうか
榊:「Aは中学生になったら何をしたい?」
気づいたら口にしていた
Aは悩んでいる。まだ小さいからな。
この子は優秀だ。氷帝に欲しい。喉から手が出るほど…いや、これは優秀だからという理由だけではないな
A:「とうきょーに住みたいな…」
榊:「私の家に住むか?」
咄嗟に発した。きっと…いや、これが私の本音だ
そういえば、Aの父は…忠由は秋田に住むのは一時的…そう言っていたな。もう少ししたら一緒にいられる時間が長くなるかもしれないな
榊:「まあ、そのうちだな」
そして時間は進んでいく
ー…………ー
執事:「旦那様。佳瑚様がいらっしゃいました」
榊:「もう来たのか…」
榊:(このまま…隠してしまおうか)
執事:「旦那様。いけませんよ」
榊:「何も言ってないが」
執事:「顔に出ております」
わかりにくいと言われる方なんだがな
ー………ー
Aは父親に会うと嬉しそうに父親に近づく。
モヤッ
榊:(私は…父親にまで…)
Aは私の方に近づくと私の手を引き私の頬にキスをした
私:「またね!太郎お兄ちゃん!」
そしてAは帰ってしまった。Aが触れた手と頬が暖かい。離れてしまうのは悲しいが…Aといた時の事を思い出すと心地がいい
榊:(また手紙を書こう。今度は私から)
家に入ると少し静かに感じた。たった5日だった出来事なのに…こんなにも変わってしまうのだな
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終わった…榊side…長かった…
see you
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リアン - とても楽しく読ませて貰いました!こんな素敵な作品に会えて幸運ですね! (3月15日 4時) (レス) @page20 id: fca60e1924 (このIDを非表示/違反報告)
茶琥子(プロフ) - 真理さん» 夢主ちゃんは日本人なので黒ですね。夢主ちゃんは完全に日本人だけど、どこの国でも美しいと言われる様な見た目をしていると思って欲しいです!詳しい見た目はこちら側では余り指定はしない…と思います。コメントありがとうございました! (2022年4月22日 21時) (レス) id: cf417ed502 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 茶琥子さん的には、主人公の瞳の色は何色なんですか? (2022年4月20日 21時) (レス) id: e4b8da2006 (このIDを非表示/違反報告)
奈々ミン - この、作品めっちゃ面白いですね❗ (2022年2月5日 22時) (レス) @page13 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶琥子 | 作成日時:2021年12月4日 22時